互いの主張述べ合い次回へ 日米並行協議[2013/08/09 14:52]

 TPP=環太平洋経済連携協定と並行して進める日米2国間交渉が3日間の日程を終え、次回、改めて自動車や保険などについて議論することになりました。

 外務省・森経済外交担当大使:「基本的にお互いの立場を述べ合って、それに基づいて議論して争点を絞り込んでいったと。もう合意ができたとか、接点を探るというところまで、まだいってない感じです」
 今回、議論の中心となったのは自動車と保険についてです。アメリカは、日本に車の燃費基準の統一化や輸入手続きの簡素化を求めるとともに、「かんぽ生命」の業務拡大に改めて懸念を表明したとみられます。また、食品の安全基準や著作権など関税以外の貿易問題についても議論しましたが、お互いの主張を述べ合うにとどまりました。次の会合は、来月以降に開かれる見通しで、交渉が本格化する見込みです。

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