みずほ銀行“暴力団融資放置”で54人の処分発表[2013/10/28 17:37]

 経営トップが謝罪し、処分は50人以上に及びました。

 みずほ銀行・佐藤康博頭取:「改めて心よりおわび申し上げたいと思います」
 みずほ銀行が暴力団関係者への融資を放置した問題で、外部の第三者委員会は「意図的な隠ぺいはなかった」としたものの、「反社会的勢力に関する経営陣の認識不足」を指摘し、厳しく批判しました。調査報告を受け、みずほ銀行は、佐藤頭取自身の半年間の報酬ゼロや塚本会長の辞任のほか、役員OBを含め54人に及ぶ処分を決めました。また、経営監視のため、社外取締役を新たに採用するなど、再発防止策を盛り込んだ業務改善計画を金融庁に提出しました。今後は、業務改善計画を精査する金融庁の対応が焦点となります。

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