西武HD“誤表示”の返金これまでに1億円超[2013/11/14 18:38]

 プリンスホテルなどを傘下に持つ「西武ホールディングス」は、6月に発覚した誤ったメニュー表示に対する返金額が1億円を超えたことを明らかにしました。

 西武では、「グランドプリンスホテル新高輪」など12の施設のレストランなど20店舗で、実際とは異なる食材を表示していました。誤表示を公表した6月以降、利用が確認できた顧客には返金で対応してきましたが、返金の総額はこれまでに約1億1000万円に上ったということです。ただ、業績への影響は軽微で、西武の2013年度上半期の売上高は前の年を1%下回る2319億円でした。また、営業利益は10%プラスの263億円で、経常利益は16%プラスの218億円でした。景気の回復を背景にホテル、レジャーが好調で、利益はいずれも過去最高水準になりました。

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