東電、経常黒字1000億円見込む 柏崎原発再稼働で[2013/11/15 11:55]

 東京電力は、来年7月に柏崎刈羽原発が再稼働した場合、来年度、約1000億円の経常黒字を確保できるとした収支計画をまとめました。

 収支計画によりますと、来年10月の再稼働でも350億円の黒字を見込みますが、再稼働が2015年1月からだと赤字に転落し、再稼働できなかった場合は810億円の大幅赤字になるとしています。一方、再稼働ができない場合として10%の再値上げ案も示しました。来年10月に値上げすれば約300億円の黒字を確保できますが、1月以降だと赤字に転落するとしています。東電と原子力損害賠償支援機構は、政府が除染についての新しい方針を決めるのを待ち、新たな事業計画を12月中に作成する方針です。

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