平均株価が一時200円超上昇 市場は円安加速を好感[2013/11/28 11:51]

 ニューヨーク株が5日連続で史上最高値を更新したことなどを受けて、東京市場の平均株価も終値ベースでの今年の最高値を超えました。

 (経済部・国吉伸洋記者報告)
 5月以来の高値で、アベノミクス相場第2幕という声も上がっていますが、主役は外国人の投資家です。為替市場では外国人投資家を中心に強気な姿勢が広がり、ドルを買って円を売る動きが加速しました。約半年ぶりに1ドル=102円台で推移しているほか、ドイツの与野党が大連立で合意したことで約4年半ぶりの円安ユーロ高になりました。東京市場の平均株価は、円安で業績がさらに改善する輸出関連株を中心に大きく値上がりしました。5月22日の終値1万5627円をあっさり突破し、取引時間中の最高値である1万5900円台を意識する値動きです。アベノミクス相場第2幕が本物になるかどうかは、政府と日銀の今後の政策にかかっています。

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