東京電力、賠償資金を26年で返済へ 政府試算[2013/12/28 01:12]

 政府は、福島原発事故の賠償資金について、東京電力が26年かけて返済すると試算していることが分かりました。

 5兆4000億円と見積もられる賠償資金は、交付国債を発行する形で国が立て替えます。政府は、この返済期間について、東電が通常の返済に加え、毎年、純利益の半分を上乗せして返済すれば、26年で完済できると試算していることが分かりました。また、国民負担となる利子は最大486億円で、さらに圧縮できるとしています。
 一方、東電と原子力損害賠償支援機構は、新しい事業計画を27日に政府に提出しました。
 東京電力・広瀬直己社長:「福島での責任をしっかり果たしていくことが1丁目1番地。しっかり我々としての使命を果たしていく。そういう覚悟で(事業計画を)きょう出した」

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