首都圏マンション販売好調 6年ぶり5万戸超[2014/01/22 15:35]

 去年1年間の首都圏のマンション販売は、アベノミクスによる景気回復への期待から6年ぶりに5万戸を超えました。年間上昇率は23.6%で、1999年以来、14年ぶりの高い伸びになりました。

 2013年の首都圏のマンション販売戸数は、前の年より23.6%プラスの5万6476戸でした。景気回復によるマンション価格の先高観や低金利が続いたことで、年間を通して売れ行きは好調でした。平均契約率は、好調の目安とされる70%を大きく上回る79.5%でした。地域別では、大型物件の販売が相次いだ東京23区が46%伸び、一昨年まで東日本大震災の影響で伸び悩んだ千葉県が24%増加しました。調査した不動産経済研究所は、「今年も5万6000戸で、ほぼ横ばいの水準が続く」と予測しています。

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