TPP交渉で西川委員長「今週が日米交渉のヤマ場」[2014/02/17 01:05]

 ワシントンで行われた日米のTPP=環太平洋経済連携協定の閣僚協議を受け、自民党の西川TPP対策委員長は、今週が日米交渉のヤマ場になるという見通しを示しました。

 自民党・西川TPP対策委員長:「日本でアメリカの要求をどう受け止めるという判断が今週にかかっております」
 西川委員長は、農産品の関税などを巡って交渉した日米の閣僚協議の場で、「事務レベルで最後の詰めを行うようになった」と述べ、難航する交渉の進展に期待感を示しました。また、17日にはアメリカのカトラー通商代表補が来日して、日本側との協議が行われることを明らかにしました。その協議の場で農産品の関税を巡り、日本が大きな決断を下す可能性を示唆しました。一方、自動車分野については「最終合意に近い」と述べ、アメリカが自動車の関税を撤廃する期間は20年程度になるという見方を示しました。

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