「すき家」全国7地域に分社化 勤務環境改善めざし[2014/04/17 15:00]

 牛丼チェーン最大手の「すき家」を展開するゼンショーホールディングスは、すき家を全国7つの地域に分社化することを決定しました。

 ゼンショーによりますと、全国に約2000店舗あるすき家を、6月1日をめどに全国7つの地域で新しい運営会社を設立して分社化するとしています。すき家では、人手不足から、今年2月から4月にかけて最大で123店舗が一時休業する事態になっていました。また、124店舗で午後10時から午前9時までの深夜・早朝営業を休止しています。分社化し、それぞれの地域に応じた勤務や賃金体系にすることで、従業員が働きやすい環境づくりを目指すとしています。さらに、外部の有識者による第三者委員会も設置し、過酷な労働環境といわれている状況を打破したい考えです。

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