日産・ゴーン社長 “妥当”の報酬額9億9500万円[2014/06/24 14:48]

 日産のカルロス・ゴーンCEO(最高経営責任者)は株主総会で、2013年度の自身の報酬額が9億9500万円だったことを明らかにしました。

 日産のゴーンCEOの役員報酬総額は、2012年度は9億8800万円でしたが、13年度は0.7%増え、9億9500万円となりました。総会に出席した株主からは、報酬が高すぎるのではないかとただす声もありましたが、ゴーンCEOは「日産はグローバル企業であり、世界的な水準で判断するべきだ」と述べ、報酬額は妥当だとの考えを示しました。日産が比較として示した資料によりますと、2012年度の海外の自動車メーカートップの役員報酬では、イタリアのフィアット・クライスラーが最も高く約31億1000万円、アメリカのフォードが約23億6000万円などで、ゴーンCEOは6位となっています。一方、世界の自動車メーカーでトップのトヨタは、豊田章男社長の2013年度の役員報酬額が2億3000万円だったと公表しています。

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