福島第一原発 がれき撤去で稲穂に放射性物質付着か[2014/07/14 11:53]

 福島第一原発でのがれきの撤去作業で放射性物質が飛散し、20km以上離れた水田を汚染した可能性があることが分かりました。

 農林水産省によりますと、福島県南相馬市の19カ所の水田で、去年秋に収穫された米から基準値を超えるセシウムが検出されました。去年8月中旬に出始めた穂に付着していることなどから、農水省は、8月に福島第一原発で行われた大規模ながれき撤去が原因だった可能性があるとみて、東京電力に再発防止を要請しています。東電は「風向きからすると否定はできない。新たな舞い上がり防止策など対策を強化している」とコメントしています。

画像提供:農水省

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