“次世代パネル” 有機ELの新会社設立へ[2014/07/31 18:54]

 ソニーとパナソニック、ジャパンディスプレイなどは次世代パネルとして期待される有機ELの量産化を目指し、来年1月に新会社を設立すると発表しました。

 新会社の名称は「JOLED」で、産業革新機構が75%、ジャパンディスプレイが15%、ソニーとパナソニックがそれぞれ5%出資します。有機ELは、液晶より薄く画質が鮮明なのが特徴で、テレビなどの次世代パネルとしてソニーやパナソニックなどが開発を進めてきました。しかし、生産コストが高く、個々に開発を進めるより技術力を結集して量産化を目指す方が合理的と判断し、共同で研究開発を進めることになりました。新会社では、タブレットやノートパソコン向けなどのパネル開発を進める方針で、販売で先行する韓国メーカーなどに対抗する考えです。

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