「2018年問題」 大学が“学生確保”にあの手この手[2014/08/22 11:52]

 2018年問題で、大学間の競争が激しさを増しています。2009年からは安定していた18歳人口は2018年から再び減りはじめ、2031年までに33万人減少。このうち、大学への進学者は17万人も減少します。これは、1000人規模の大学が170校潰れる計算で、深刻な問題となっています。このため、将来の学生確保をにらんだ動きも出てきました。

 参加した小学生:「(大学の教室は)すごく広いし、机とかも面白い」
 早稲田大学は、小学生にキャンパスライフを体験してもらうイベントを開催しています。定員を超える約70人の小学生が、科学の実験に取り組むなど夏休みの思い出を作りました。一方、慶応大学では、大学院生が企画した子どもサマースクールが開かれています。参加した約150人が、「アナウンサーに挑戦」「めざせ翻訳家」といった授業を受けました。主催者は「子どもたちが将来の夢を描くきっかけになれば」と話していました。

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