野菜が高騰　白菜、ナス、キュウリ…今いくら？[2014/08/26 16:41]

　野菜の高騰が止まりません。農林水産省によりますと、東京都中央卸売市場での25日時点の野菜の卸売価格は、主な14品目のうち10品目で平年より上昇しています。まずは葉物野菜です。長野県産が約9割を占める「レタス」は大雨の影響で入荷が減少し、平年に比べて8割高く、「ハクサイ」も長野県産が大半を占めていて、3割近い値上がりです。「ホウレンソウ」も3割以上高くなっています。夏野菜です。「ナス」は高温の影響などから入荷が滞り、約5割高く、「キュウリ」は台風11号等の天候不順から、8割近い値上がりです。台風の影響は北海道産の「ダイコン」にも出ていて、2割の値上がり。また、「ピーマン」も平年比で約5割高くなっています。農林水産省は「天候次第だが、品目によっては来月上旬まで高い水準が続くのではないか」と話しています。