住宅ローン金利最低更新へ 独自サービスで差別化[2014/08/27 11:57]

 長期金利の低下を背景に住宅ローンの金利は来週から過去最低の水準を更新する見通しで、大手銀行は様々なサービスを付けて差別化を図っています。

 (経済部・柊知一郎記者報告)
 都心の湾岸にある高層マンション。非常に人気がありますが、どの物件を購入するかといった以上に住宅ローンでどのサービスを手にするか、ここも大きなポイントとなってきています。三菱東京UFJは、来月から年1.2%と過去最低の水準を更新しました。ただ、引き下げ競争には限界があり、各行が金利以外のサービスで独自色を強めています。みずほは、産休や子どもの進学などで収入や支出が大きく変動した際に一時的に返済額を減らします。三井住友信託では、妻が女性特有のがんと診断されたら給付金100万円の支給など生命保険の機能を付け、差別化を図ります。流通系のイオン銀行では、スーパーなどで買い物をすると5%の割引と、利用客の獲得にしのぎを削っています。

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