基準地価 全国の下落率1%台にまで縮小[2014/09/18 23:35]

 土地取引の目安となる全国の基準地価が公表されました。住宅地、商業地とも下落が続いているものの、下落率は1%台まで縮小しました。

 今年7月1日時点の全国の地価は、住宅地がマイナス1.2%で、商業地はマイナス1.1%でした。景気の回復を背景に三大都市圏を中心に上昇地点が増加しましたが、地方圏では依然として8割近くが下落しています。都道府県別では、東京都が住宅地(+1.3)、商業地(+2.7)ともに上昇率トップでした。オリンピックに向けて交通インフラなどが整備されるという期待感が強い中央区月島などは10%を超える上昇率が続いていて、下げ止まらない地方との二極化が進んでいます。

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