再生可能エネルギーの買い取り 各電力会社が中断へ[2014/09/30 18:26]

 太陽光発電など再生可能エネルギーの買い取りについて、九州電力に続き、北海道、東北、四国の各電力会社も契約の手続きを当面、中断すると発表しました。

 小渕経済産業大臣:「再生可能エネルギーを発電しようと思う皆さんには大きな影響を及ぼす。それぞれの電力会社において、どのくらい受け入れが可能なのかを含めて検証したい」
 買い取り制度の中断は、経産省の総合資源エネルギー調査会で、東北、北海道、四国電力の代表が明らかにしました。いずれも太陽光発電の買い取り契約が急増し、このままでは送電網の容量を超える見通しになったためで、来月1日から事業者との手続きを当面、中断するとしています。一般家庭からの買い取りは、これまで通り継続します。調査会では、専門家によるワーキンググループを設置し、電力各社のインフラ整備の状況を精査するとともに、対策を検討することにしています。

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