円安急進“6年1カ月ぶり” 一時1ドル=110円台に[2014/10/01 11:56]

 東京外国為替市場で円安が進み、2008年8月以来、6年1カ月ぶりに1ドル=110円台を付けました。

 円が110円台に突入したのは、アメリカの金利の先高感を背景にしたドル高の流れを受けてのものです。日銀短観で大企業・製造業の景況感が大方の予想を覆して半年ぶりに改善し、一時は円買いの動きが強まりました。しかし、追加の金融緩和への期待も根強いことから、その後、円安の基調に戻りました。投資家の間では、円安の流れはそう簡単には変わらないという見方が多くなっています。

こちらも読まれています