すかいらーくが悲願の再上場 マックに次ぐ規模に[2014/10/09 18:55]

 外食産業大手の「すかいらーく」が悲願の再上場です。

 ファミリーレストラン「ガスト」など、全国に約3000店を展開する「すかいらーく」が東証1部に上場しました。2006年に経営陣による自社株買収で上場廃止になり、投資ファンドなどのもとで再建を進めてきました。初値は公開価格と同じ1200円で、一時1229円まで買われましたが、その後は値を下げ、大引けは初値より4.8%安い1143円でした。時価総額は約2300億円で、外食産業では日本マクドナルドホールディングスに次いで2位の規模になります。今後3年間で、都市部を中心に210店を出店するほか、シニア層向けに店舗の改装を進める予定です。谷社長は「今後、外食産業は円安による原材料の価格上昇やエネルギーコストの高騰に直面し、勝ち組と負け組に分かれる」という認識を示し、「すかいらーくは勝ち組になれる」と意気込みを語りました。

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