「世界に打って出る」リクルートが念願の新規上場[2014/10/16 11:50]

 人材派遣大手のリクルートホールディングスが東証一部に上場しました。初値が公開価格を上回り、今年最大の新規上場となりました。

 (経済部・柴田広夢記者報告)
 注目の初値は公開価格の3100円を上回る3170円で、時価総額にすると約1兆8200億円です。今回の上場の狙いは、「世界に打って出る」ため、2020年までに人材領域でグローバルナンバー1になる目標を掲げています。今後の柱はIT化とグローバル化で、上場で調達する約1000億円を活用して、システム投資や国内外でのM&Aを積極的に展開する方針です。リクルートが上場を経て世界を舞台にどう戦っていくのか、少子高齢化で国内市場の縮小が見込まれるなか、今後の日本のサービス業の成長モデルとなりそうです。

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