ホンダ、通期業績を下方修正 販売台数も見直し[2014/10/28 20:07]

 ホンダは2014年度の中間決算を発表し、通期の業績見通しで売上高と純利益を下方修正しました。

 ホンダは通期の連結業績予想で、売上高を前回予想から500億円引き下げて12兆7500億円(前年比7.7%増)、純利益を350億円引き下げて5650億円(前年比1.6%減)と、それぞれ下方修正しました。営業利益は7700億円(前年比2.6%増)で据え置きました。円安による利益押し上げ要因はあるものの、主に日本や中国での販売が下振れすることが主な要因です。会見した岩村副社長は、リコールが相次いだことで新車の販売スケジュールが遅れたことや、消費増税の反動が予想より長引いていることを挙げました。ホンダは今年度の四輪車の世界販売台数を、前回の見通しから21万台減の469万台、うち国内は10万台減の93万台に見直しています。

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