「妖怪ウォッチ」快進撃で 業績予想が過去最高益[2014/11/06 17:25]

 「妖怪ウォッチ」の大ヒットを受けて、玩具大手の「バンダイナムコホールディングス」は、通期の業績予想を上方修正し、過去最高益になると発表しました。

 バンダイナムコは、通期の売上高の予想を5000億円から5200億円に、本業のもうけを示す営業利益は450億円から500億円にそれぞれ引き上げました。商品の品切れが続出するなど妖怪ウォッチが爆発的ヒットとなり、関連商品の通期の売り上げ見込みを年度初めの4月に想定した70億円から400億円に上方修正したことが主な要因です。2005年にバンダイとナムコが統合して以来、売上高、営業利益ともに過去最高になる見通しです。また、同時に発表した4月から9月の中間決算は、売上高が2593億円(14%増)、税引き後の純利益が212億円(9%)となり、いずれも過去最高となっています。バンダイにとっては「1997年の『たまごっち』以来のヒットだ」としています。

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