株価きょうも大幅続伸 消費税増税先送りの観測で[2014/11/12 11:48]

 平均株価は、消費税の再増税が先送りになるという観測から、12日も大幅に値上がりし、年初来の最高値を更新しました。

 (経済部・柊知一郎記者報告)
 マーケットでは「再増税の先送りで当面の景気悪化のリスクが後退した」との見方が広がり、相場を押し上げました。平均株価の午前の終値は1万7273円でした。11日に付けた今年の最高値から150円近く値上がりし、ほぼ全面高となっています。消費税の再増税を先送りすることについて否定する発言が永田町からは今のところ出ていないことや、1ドル=115円台の円安、さらには前日のニューヨーク・ダウが5営業日連続で史上最高値を更新したことも買い材料となりました。一方で、衆議院が解散して選挙となれば、政治空白ができることになります。短期的な株高につながったとしても、経済対策の遅れで中長期的にみれば逆効果になる可能性もあります。

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