サンゴ密漁問題 「罰金引き上げ」など議論始まる[2014/11/12 17:01]

 サンゴ密漁問題で、罰金引き上げに向けた本格議論が12日から始まりました。

 サンゴの密漁問題を受け、罰金の引き上げ額などについて、政府・自民党や漁業関係者による議論が始まりました。12日に政府が示した法改正案では、EEZ(排他的経済水域)の無許可操業を現在の最大1000万円の罰金から3000万円に引き上げるとしています。さらに、違法に採取されたサンゴ1kgあたり600万円を徴収します。これに対し、漁業関係者から「水産庁や海上保安庁の船を見たことがない」「政府の対応は生ぬるい」と実効性のある取り締まりを求める声が相次ぎました。政府は今の国会中の法改正を目指していましたが、解散風が吹くなか、実現は難しそうです。

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