「タカタ」エアバック問題 リコール対応に協力方針[2014/12/03 14:02]

 エアバッグの欠陥問題で、自動車部品メーカーの「タカタ」は、アメリカの運輸省が命令した全米へのリコールについて、自動車メーカーと協力して対応する考えを明らかにしました。

 タカタの高田重久会長兼CEO(最高経営責任者)は、アメリカ議会の下院で3日に行われる公聴会を前に、エアバッグの欠陥問題に関する声明を発表しました。このなかで、高田CEOは「リコールの拡大で必要となる代替品の生産能力を拡大するため、強力な措置を取る」と強調しました。自動車メーカー各社がリコールの判断をした場合には、全面的に協力する方針を示したものです。また、高田CEOは、独立した品質保証委員会を設置することも表明しました。製造工程の安全性などについて報告書をまとめ、公表することにしています。

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