冬のボーナスの平均は約85万円 伸び率バブル期以来[2014/12/19 18:34]

 経団連がまとめた今年の冬のボーナスの平均は約85万円で、去年より5%余り増えました。伸び率が5%を超えるのは24年ぶりで、バブル期以来となります。

 経団連によりますと、18業種157社の大企業に勤める従業員の冬のボーナスの平均額は84万8405円でした。これは、1959年に統計を取り始めて以来、5番目に高い金額です。また、伸び率は5.26%で、1990年以来、24年ぶりの高さとなりました。18業種中15業種で増加していて、経団連は「企業業績の回復が多くの業種に及んできた」と分析しています。また、製造業がプラス6.16%なのに対し、非製造業はプラス1.65%にとどまっていて、「製造業の方が回復の度合いが強い」としています。金額で見ると、最も高い業種は自動車で95万8580円でした。

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