日本生命 2月から終身保険料の値上げを発表[2015/01/09 23:30]

 生命保険最大手の日本生命保険は、一時払い終身保険の保険料を来月1日の契約分から値上げすると発表しました。

 この商品の値上げは、2013年4月以来、約1年10カ月ぶりです。日銀の大規模な金融緩和から長期金利の低下が長引き、運用利回りの確保が難しくなったことが背景にあります。今回、予定利率を現行の年率1%から0.95%に引き下げることで、契約時の年齢が50歳で死亡時に受け取れる保険金額が500万円の場合、保険料は男性が5万6250円値上がり413万5550円、女性が6万4450円上がって397万300円となります。一時払い終身保険は、契約時に保険料を一括で払い込む必要がありますが、普通預金や定期預金などよりも利回りが高い場合が多く、貯蓄性商品として低金利が続くなかで契約者を伸ばしています。

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