閣僚交渉で“ほぼ満額”続出 96兆円の予算編成[2015/01/11 17:50]

 2015年度予算の編成作業が大詰めを迎えています。麻生財務大臣と関係閣僚ら12人との最終交渉では、ほぼ満額の回答も次々と出ています。

 交渉の結果、ロサンゼルスなど海外の3つの都市に情報発信の拠点となる「ジャパンハウス」を創設する事業など、500億円が認められました。また、今回、最大の焦点となった介護報酬は、引き下げ幅を2.27%にすることで正式決定しました。
 塩崎厚生労働大臣:「ぎりぎりの話し合いのなかで結果が出て、国会で国民の皆様方にご説明していくベースができたかなと思います」
 一方、文部科学省が要求していた幼児教育の無償化は認められませんでした。一般会計の総額が96兆円を上回る2015年度予算案は、12日に自民・公明両党で了承された後、14日の閣議で正式に決定されます。

こちらも読まれています