「誰のための改革か」JA全中会長が安倍総理を批判[2015/01/22 13:40]

 JA全中(全国農業協同組合中央会)の万歳会長が自民党の会合で、安倍政権が取り組む農協改革に真っ向から反対する姿勢を鮮明にしました。

 JA全中・万歳会長:「(Q.監査権廃止とか全中が自由度、奪っているとの指摘について?)我々は自由度を奪っていることは一切感じていないし、各JAからも『そういうことを感じたことはありません』と言われています」
 万歳会長は、農協改革に関する自民党の作業部会に初めて出席しました。このなかで、万歳会長は、焦点の一つとなっている地域農協に対する監査権の撤廃について、「自立した農協を支えるために必要だ」として反対する姿勢を改めて強調しました。そのうえで、「生産現場では、誰のための改革なのか混乱が生じている」と述べ、安倍政権が取り組む農協改革を厳しく批判しました。

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