スカイマークが経営破綻 民事再生法適用申請[2015/01/29 05:56]

 国内航空3位のスカイマークは、28日夜、東京地裁に民事再生法の適用を申請し、受理されました。負債総額は約710億円です。

 スカイマークは、格安航空会社との競争が激しくなったことや、円安によるコストの増加で業績が悪化していました。この春から大手2社との共同運航を実施し、収益の改善を目指していましたが、当面の資金繰りが悪化し、自力での再建を断念しました。28日夜の臨時取締役会では、民事再生手続きを申請することや、西久保社長が退任することを決議しました。国内の航空会社の経営破綻は、2010年の日本航空以来です。当面の運航などは継続しますが、新しい経営体制のもと、再建を支援するスポンサー探しに着手します。

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