原発、火力発電…「エネルギーミックス」議論始まる[2015/01/30 19:06]

 原発や再生可能エネルギーなど、将来の電源をどのように組み合わせるかを決める「エネルギーミックス」の議論が経済産業省で始まりました。

 坂根委員長:「すべての議論の出発点は、徹底した省エネと再エネはどこまで実現できるのか」
 経済産業省の有識者会議では、2030年の時点で電力の安定供給やコスト、環境への負荷、それに安全性の4つの観点から、原発や火力発電と太陽光や水力などの再生可能エネルギーをどう組み合わせるのがベストなのか話し合います。坂根委員長は、省エネルギーがどこまで実現可能なのか、再生可能エネルギーがどこまで導入可能なのかなどから議論を始めるとしました。年末に開かれる国連の地球温暖化対策の会議に向けて、温室効果ガスの削減目標を示す必要があるため、経済産業省は今年の夏までに議論を取りまとめたいとしています。

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