電気ガス改革案、閣議決定へ 20年に「発送電分離」[2015/02/19 11:57]

 自民党は、19日に開かれたエネルギー関係の部会で、電力会社の送配電部門を2020年4月に分社化するなど、電力と都市ガスの改革案を了承しました。

 改革案は、東京電力など大手電力会社の送配電部門を分社化する、いわゆる「発送電分離」を2020年4月に実施し、東京ガスなど大手都市ガス3社のパイプライン部門の分社化を2022年4月に実施することなどが柱です。電力は来年4月から、ガスは再来年をめどに家庭向けの販売が自由化されます。分社化は新規参入を促し、公平な競争環境を作ることが狙いです。政府は来月上旬に閣議決定して、今国会に提出する方針です。

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