国内の新車販売台数、2カ月連続で前年下回る[2015/03/02 16:28]

 今年2月に国内で販売された新車の台数は2カ月連続で前年を下回り、消費増税による駆け込み需要の反動が続いています。

 業界団体の調べによりますと、2月の新車販売台数は前の年に比べて14.7%減の48万2103台でした。増税前の駆け込み需要の反動が続いていますが、最大の落ち込み幅となった1月よりは回復しました。内訳は、軽自動車を除く登録車の新車販売台数が14.2%減の28万8348台と7カ月連続のマイナスでした。ここ10年でも2月としては3番目に低い数字で、消費の回復が遅れています。一方、軽自動車は15.4%減の19万3755台と駆け込み需要の反動で2カ月連続のマイナスとなったものの、去年に次ぐ過去2番目の高い水準でした。

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