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築40年以上の老朽化したマンションは全国で5000棟を超え、今後も年々、増加していきます。しかし、費用の負担がネックとなり、建て替えに成功したのは約200棟にとどまっています。こうしたなか、超高層マンションに生まれ変わった東京都心の1棟が16日に公開されました。
1964年に完成し、当時、高級感で注目された「シャトー三田」。建て替え前は8階建て95戸でしたが、24階建て252戸のタワーマンションに生まれ変わりました。戸数を2.5倍に増やして新たに販売することで元々の所有者の経済的な負担を大幅に減らしましたが、計画から完成までに10年程度掛かりました。建て替えには法律上、所有者の8割以上の同意が必要ですが、所有者の多くはローンが組みにくい高齢者で、意見をまとめるのは容易ではありません。建て替えに成功したのは確実に売れる、いわゆる人気物件ばかりで、マンション老朽化問題の解決策は全く見えていません。
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