お家騒動ようやく決着 久美子社長「8割支持得た」[2015/03/27 19:16]

 大塚家具の経営権を巡る親子対立は、株主総会で娘の大塚久美子社長側が過半数の議決権を獲得し、父親である会長の退任が決まりました。

 大塚家具・大塚久美子社長:「総会が終わった後はノーサイドということで、今後は、社員が全員心を一つにして、お客様からの信頼回復に努めていきたい」
 結果は、会社側が61%を獲得。父親の勝久会長側は36%にとどまりました。久美子社長は、「大塚家関連を除くと8割の支持を得た」と自信をのぞかせました。しかし、株主総会では勝久会長に加えて、株主である母親も会社や家族の内実を暴露して久美子氏を批判。さながら公開の親子げんかの様相でした。一方、敗れた勝久氏は「株主の皆様のご判断を真摯に受け止め、真っさらな気持ちで出直します」というコメントを発表しました。「ノーサイド」とは言うものの、親子は株の所有権を巡る裁判も抱えていて、今度は法廷に場を移してバトルは続く見通しです。

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