電力10社、都市ガス4社　6月の電気・ガス料金値下げ[2015/04/28 18:55]

　電力大手10社と都市ガス大手4社は、燃料価格に応じて料金が変動する燃料費調整制度に基づき、6月の電気・ガス料金を値下げすると発表しました。

　値下げの要因は、毎月、見直される原油や液化天然ガスなどの輸入価格が下落したことです。電気料金の下げ幅は、東京電力の279円を筆頭に関西電力が195円、北陸電力が75円などとなっています。ただ、関西電力は平均10.23％の再値上げを経済産業省に申請中で、これが認可されれば495円の大幅値上げです。一方、ガス料金は、東京ガスが190円、大阪ガスの194円など、いずれも2カ月連続で大幅な値下げになります。