温室効果ガス削減目標 2013年比26%減案了承[2015/05/01 05:58]

 政府は経済産業省と環境省の合同会議で、2030年の温室効果ガス削減目標について、2013年から26%削減する案を示し、大筋で了承されました。

 温室効果ガスの削減目標は2013年比で26%減に加え、2005年比で25.4%減という案も併記されました。基準年を多くの国が採用する2005年に加え、原発事故後に温室効果ガスの排出が増えた2013年も取り入れ、削減幅を広げました。削減目標を巡っては、アメリカは2025年までに26%から28%、EU(ヨーロッパ連合)は2030年までに40%削減と、日本を上回る数字を掲げています。これに対して政府は、2013年比では「他国と遜色ない目標になっている」と説明しています。

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