経営再建中のシャープ 社員の給与2%減給方針[2015/06/04 08:00]

 経営再建中のシャープは、一般社員の給与を2%減額する方針を固めたことが明らかになりました。

 シャープは、2014年度の連結決算の最終損益が2223億円の赤字となったため、緊急対策の措置として労働組合の了承が得られれば8月から来年3月まで、一般社員の基本給を2%、管理職は5%減額させることを実施する方向です。これにより、2015年度は30億円の削減を見込みます。また、一般社員の冬のボーナスは、夏と同じ1カ月分にとどめたいとしています。一方、中期経営計画で発表した3500人の希望退職については、7月下旬から募集を開始するとしています。

こちらも読まれています