着物で出勤「きものの日」 経産省が報告書[2015/06/17 00:05]

 経済産業省は、日本の伝統文化である着物の復活によって地域を活性化させようと、着物での出勤などを盛り込んだ報告書をまとめました。

 経産省の研究会は、職員が着物を着て出勤する「きものの日」を設定することなどを盛り込んだ報告書を公表しました。「きものの日」の具体的な日にちなどは今後、検討し、経産省だけでなく霞が関全体に広げたいとしています。地方の中小企業が多い着物産業はピーク時の6分の1まで市場規模が落ちているため、産業として復活させることで地域経済の活性化につなげる狙いです。ここ数年、若者を中心に低価格の着物の需要が増えていることや訪日外国人の関心が高いことを追い風に国内外にアピールする方針です。

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