ブランドを守れ 知的財産 アジア13カ国が国際会議[2015/06/29 19:12]

 模倣品の被害が増える東南アジアなど13カ国の知的財産行政トップが集まる初めての国際会議が特許庁で始まりました。

 この会議は国連の専門機関が主催し、東南アジアやインドなど13の新興国と日本、スペインなど先進国の知財庁長官が集まりました。日本の企業が偽ブランドなどの被害を受けたのは中国に続いて東南アジアが多く、年々増加傾向にあります。このため会議では、アジア各国の長官に対し、日本など先進国の事例を紹介し、知的財産を守る重要性を啓蒙(けいもう)します。また先進国のシステムを参考に法律や制度の整備を急ぐよう求め、東南アジアに進出する日本企業を後押しします。

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