政府と自民党は、バター不足の一因になっている生乳の生産量減少に歯止めを掛ける具体的な対策を固めました。
西川農林水産戦略調査会長:「いかに酪農家の所得の向上につなげることができるかが主課題だ」
2日に開かれた自民党の会合では、バターや牛乳の原料である生乳を酪農団体からメーカーが買い取る時の制度を見直す案を議論しました。見直し案では、酪農団体を再編して価格交渉力を強化し、生乳の買い取り価格の引き上げを狙います。その結果、酪農家の所得を増やし、生産量の減少に歯止めを掛けたい考えです。ただ、牛乳など乳製品の小売価格も上がる可能性もあります。
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