食料自給率 5年連続40%割り込む コメ消費減少で[2015/08/07 11:58]

 昨年度の日本の食料自給率について、農林水産省は5年連続で40%を割り込んだと発表しました。

 食料自給率の今後10年間の政府目標は45%ですが、昨年度はカロリーベースで39%と5年連続で40%を下回りました。国産のコメの消費量が減少していることが大きな要因です。一方、生産額ベースでの食料自給率は、政府目標の73%に対し、過去最低の64%にとどまりました。また、政府はこれまで、TPP(環太平洋経済連携協定)交渉で関税が撤廃された場合、食料自給率はカロリーベースで27%程度まで低下すると試算しています。

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