マック、上半期は最終赤字262億円 上場以来最大[2015/08/12 17:13]

 日本マクドナルドの今年1月から6月の連結決算は262億円の最終赤字となりました。使用期限切れ鶏肉問題や異物混入問題などの影響が続いています。

 日本マクドナルドの今年1月から6月の連結決算は、売上高が前の年の同じ時期に比べて30%マイナスの852億円でした。最終損益は262億円の赤字で、中間決算としては2001年の上場以来、最大の赤字です。去年7月に発覚した中国の使用期限切れ鶏肉問題や今年1月に発覚した異物混入問題などの影響で、既存店の売上高の前年割れが続きました。経営再建策として、上半期には、メニューの改定や地区本部制の導入などを進めていて、下半期には、131店舗を閉店する予定です。会見したサラ・カサノバ社長は、「上半期の業績はほぼ予想通り」としたうえで、8月以降の既存店の売上高は対前年比でプラスに転じるとの見方を示しました。

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