意思決定の透明化を要請へ 五輪支援の経済界協議会[2015/09/04 19:30]

 東京オリンピック・パラリンピックを支援する経済界の協議会は臨時の会合を開き、公式エンブレム白紙撤回問題などを受けて、大会組織委員会に対し、意思決定の透明化などを求めることを確認しました。

 協議会会長・豊田章男トヨタ自動車社長:「雨降って地固まるまではないが、これを皮切りに改善すべきは改善し、招致の時の感動を得たように皆で応援して、もっていきましょうよ」
 臨時会合には、企業のトップら約100人が出席しました。大会組織委員会からエンブレムの白紙撤回について説明を受けましたが、オリンピックのスポンサー企業からは「契約はエンブレムの使用を前提にしている。国民から支持されるものを作ってもらいたい」などの意見が多く出たということです。また、経済界の協議会は、オリンピック成功のために全面的に支援する考えを示すとともに、組織委員会に対し、意思決定の経緯を透明化し、これまで以上に説明責任も明確にするよう要請することを確認しました。

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