村上春樹氏の新刊 紀伊国屋書店が9割“独占販売”[2015/09/10 11:55]

 書店最大手の紀伊國屋書店が、インターネット通販に対抗し、10日に発売の村上春樹さんの新刊本の初版の9割を出版社から直接、買い入れる異例の手段に打って出ました。

 紀伊國屋書店は、村上春樹さんの新刊本の初版10万冊のうち9万冊を出版社から直接、買い入れました。紀伊國屋書店が販売するのは3万冊から4万冊で、残りは卸売会社などを通して全国の書店に卸すとしています。
 今野書店・今野英治代表取締役:「こういった形で、書店が『これだけの本を仕入れたい』といった仕入れ部数を責任を持って売るのは良いことだ」
 インターネットを通じて本を購入する人が急増していますが、一般の書店が減るなか、書店に本を行き渡らせて活性化する狙いがあります。

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