ワタミ、介護事業を売却へ 居酒屋チェーン苦戦で[2015/09/10 18:16]

 居酒屋チェーン大手の「ワタミ」は、介護事業を売却する方向で協議を進めていることを明らかにしました。

 2004年に介護事業に参入したワタミは、首都圏を中心に介護付きの有料老人ホームやサービス付き高齢者住宅を展開していて、昨年度の介護事業の売り上げは354億円に上ります。しかし、主力である居酒屋チェーン事業が苦戦していることから、経営合理化の一環として介護事業の売却を検討しているものとみられます。すでに入札の手続きが行われていて、関係者によりますと、売却先の候補は損保ジャパン日本興亜ホールディングスとパナソニックに絞り込まれたということです。

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