麻生大臣、公明党と新聞社の批判に反論 軽減税率で[2015/09/15 13:41]

 麻生財務大臣は、消費税を10%に引き上げた時の軽減税率制度に関する財務省の提案に公明党や新聞社から批判の声が高まっていることについて反論しました。

 麻生財務大臣:「気に入らないというのであれば、自分たち(与党)の案だから、自分たちで直して提出すればいい。財務省が『この案をぜひやってほしい』と言ったことは一度もない。間違えないでよ」
 麻生大臣は「マイナンバーカードを使って増税分を還付する財務省の軽減税率案は、与党の要請に答えた案だ」と述べたうえで、導入時期は消費税10%増税と同時にはこだわらないとして、同時の導入を求める公明党を牽制(けんせい)しました。また、一部の新聞社が批判のトーンを強めていることについても、新聞が発行部数を多く見せているとされる、いわゆる押し紙問題を挙げ、軽減税率の適用を求める新聞業界を揶揄(やゆ)しました。

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