TPP オレンジ、牛タンの関税撤廃へ 農水省[2015/10/09 00:05]

 TPP(環太平洋経済連携協定)交渉の大筋合意を受けて、農林水産省は、オレンジなどの果物や牛タンなど幅広い農産物の輸入関税を撤廃すると発表しました。

 政府は現在、12月から3月に輸入されるオレンジに32%の関税をかけています。この季節に国内産の温州ミカンが最も出回るためですが、これをTPP発効後、7年かけて撤廃します。牛タンは現在12.8%の関税を最初の1年で半分にし、その後、10年で撤廃します。国内で流通する牛タンの97%が輸入品で、輸入元はほぼすべてTPP参加国のため、これまでよりも安く食べられるようになる可能性があります。

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