新たに発表された関税が撤廃される食品は、私たちの家の冷蔵庫にあるような身近な食品ばかりです。例えば果物。ブドウはTPP(環太平洋経済連携協定)の協定の発効後、即時関税が撤廃されます。一方で、オレンジは6年目から8年目にかけて、りんごは11年目に関税が撤廃されます。水産物ではアジやサバが発効後16年目に、一部のマグロは11年目に、カニやなじみの深いマグロの缶詰などは協定の発効後すぐの関税撤廃が決まっています。他には、同じ肉の加工品でもソーセージは6年目に、ハムやベーコンなどは11年目に、調味料として欠かせないトマトケチャップは6年目から11年目に、マーガリンは6年目に関税の撤廃が決まっています。関税がいつ撤廃されるかで、輸入されるこれらの食品の値段に大きな影響が出てきそうです。
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