シャープ、業績予想を下方修正 最終赤字840億円へ[2015/10/26 19:30]

 経営再建中のシャープは、中国向けスマートフォンの液晶パネルの価格下落などで、2015年度の連結業績予想を大幅に下方修正すると発表しました。

 シャープは、2015年4月から9月までの中間連結決算について、本業のもうけを示す営業損益の予想を100億円の黒字から260億円の赤字に下方修正しました。このため、中間連結決算の最終損益は840億円の赤字見通しとしました。さらに、2015年度通期の業績予想は営業利益が800億円から100億円の黒字に下方修正しました。下方修正の理由についてシャープは、中国市場向けスマートフォン用の中小型液晶パネルの販売減少や競争激化による価格下落が要因と説明しています。

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